YKBの介護改革 ~介護業界をより良くするために~

介護業界を少しでも良くしていきたいと考える、自費介護サービス「YKB株式会社」代表のブログです。

~ I live my own life ~
人生を自分らしく生きる

私たちは、高齢者や、障がい・ご病気をお持ちの
介護の必要な方に充実した生活を、
そして、そのご家族の皆様にも、
充実した生活を送っていただくために、
お手伝いをさせていただきます。

タ職種連携が出来ている介護施設は居心地が良い

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

pixta_13149764_S













●タ職種連携が出来ている介護施設は居心地が良い

介護業界は離職率が高いです。
退職理由は賃金や会社の経営方針等への不満以外に、職場の環境も大きなパーセンテージを占めています。
離職を少しでも防ぐため職場環境を良くするためだけでなく、仕事の効率化や利用者満足度の向上に繋がる策があります。
それは、多職種連携です。

介護サービスを提供する上で、多職種連携はつきものです。
利用者お一人お一人のカンファレンスには介護職・ケアマネージャー・看護職・PT・OTなどなど、様々な職種が参加し、利用者への介護内容を検討していきます。

私がここでお話するタ職種連携とは、このようなことではなく、職種の枠を取っ払って、皆で仕事をこなしていく連携のことです。

介護現場には、介護職・ケアマネージャー・看護職・PT・OT・福祉車両のドライバー・営繕職・清掃担当職員・事務員・管理職と、様々な職種が働いています。

資格が無ければできない仕事も多々あるので、すべての業務をシェアできるわけではありません。

利用者への身体介助は介護職に限らず看護職も手伝うとか、清掃は清掃担当の職員だけではなく、気づいたものがするとか、施設の修繕担当をする営繕職員の業務も、出来る者は他の職種が行っても良いですね。
介護施設は、利用者への直接サービスと同量ほどの間接業務がありますので、その部分は皆で助け合うことが必要ではないかなあと感じます。
特に管理職は、現場経験がある方がほぼ多数だと思いますので、事務仕事や営業だけでなく、現場の手伝いもしてよいですよね。
実際私が介護施設のホーム長をしていたころは、現場にでると嫌がられ、実際のところあまり手伝っていなかったので、偉そうなことは言えませんが・・・。

私が今まで働いた施設、出入りした施設で、「ここの施設は空気が重いな」と感じる施設は、上段に示した職員間の連携が出来ていないことがほとんどでした。

そんな空気の悪い施設の職員さんたち。
介護職員は「忙しいんだから事務所にいる人達や看護師たちも手伝ってくれればよいのに」と愚痴を言い。
看護職員は「看護職は現場を手伝う時間は無い。報告だけくれれば良い」と、古い習慣で介護職は看護補助的と割り切っている人がいて。
事務所にいる人達は、「私たちも忙しいんだから手伝えない」と事務所から出ることがほとんどなく。

このように、お互いがお互いをけん制してしまっているのです。

ここまでくると、助け合いの精神というものは全くなくなります。
職種間が上手くいかず、同職種同士では、他職種の悪口を言う。
ただでさえ忙しく大変な仕事ですので、このような職場環境になると、働き続けたいと感じなくなってきますよね。

逆に皆が自身の仕事をしっかりとこなしながら他の仕事も手伝う環境が出来ていると、職場の雰囲気が明るくなるのです。
誰でも助けられると悪い気持ちはしません。この前手伝ってもらったから、今度はお返しをという環境が出来てきます。
職種の壁がなくなると、職員同士の助け合いと思いやりが自然と出てきます。

このような環境の職場では、カンファレンス等の会議でも、活発な良い意見が交わされる傾向にあります。

良いサービスが提供され、施設の雰囲気も明るく、職員も定着している。こんな介護施設で生活を送っている利用者は、満足されているのではないでしょうか。

もし、介護施設で働いている方が読んでくださっていて、職場の環境が悪いのであれば、先ずは自分から、周りに手助けや思いやりを。

介護業界を良くしていくには、先ず、自分の周りからです。

一歩一歩、地道な作業となりますが。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)




介護職は誰が何と言おうと誇りの持てる仕事である

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

pixta_25541714_S













●介護職は誰が何と言おうと誇りの持てる仕事である

介護という仕事。
世間一般的な意見として、「誰でもできる仕事」と思われています。
日本国民の多くが多世代で生活していた頃、平均寿命も今より短かった頃。
祖父母のお世話は家族がしていました。
介護は、そのお世話の延長線上との認識なのでしょう。

しかし、現場で働いている介護職の方はわかると思いますが、利用者に介護サービス提供をする際、簡単に、安易に提供していませんよね。

利用者お一人お一人の抱える病気や障がいの度合い、今までの生活環境や家族構成等の生活背景。
お一人お一人の価値観。
その人に合わせ、必要なサービスを設定し、実行し、成果を測定し、必要に応じて修正を加える。
そして、そのサービスは提供側の押し付けではなく、利用者や利用者家族のニーズに応えていなければなりません。
そして、サービス内容に満足していただかなくてはならないのです。

とても難しく、やりがいのある仕事と思います。

この仕組みを実行していくために、アセスメントやタ職種でのカンファレンス等、サービス提供以外の仕事も多くあるのです。

この部分を知らずに、介護は誰でもできると言っている人も多くいるのではないでしょうか。

残念なのは、介護職自身からも、このようは発言が聞かれることです。

介護の仕事に就くにはハードルが低いです。
社会福祉や介護の勉強をしてこなかった無資格者でも簡単に就業できる業界です。
こういっては何ですが、何も勉強してこなかった人、就業後も勉強しない人たちが、自分の仕事である介護のことを蔑む言葉を発信してしまうのです。

それとは別に、就業形態にも関係があると考えます。
パート比率の高い業種であり、また、平均年齢も高い傾向にあります。
パートでも、ある程度年を重ねた方でも、意識の高い方は多くいます。
が、生活の為、短時間勤務やパートタイマーという形態を選択し、とにかく与えられた仕事・時間をこなす方もいます。このような方を否定するわけでなく、こうゆう短時間勤務の方々がいてこそ、現場は廻っている現実があるのです。

若干、支離滅裂になってきましたが・・・。

誇りを持って仕事に向かうことができる業界になるには、先ず、現場介護職が一人一人意識を持って勉強に励み、企業は大学等の研究機関と共同し、様々な研究事例を積み重ね、介護が学問として認められるとまではいかなくても、もっと学問に近づき、介護職就業の敷居が高くならなくてはと思います。

「介護業界は人員不足だから敷居を低くする」ではなく、敷居を高くし業界が地位向上していくことで、賃金も追いつき、意識の高い人材が集まり定着できていくのではないかなあと。

私も頑張ります。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)

2018年度介護保険法改正案閣議決定

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

pixta_18456423_S















●2018年度介護保険法改正案閣議決定

政府は2月7日、介護保険の負担増を含む介護保険法などの改正案を閣議決定しました。
改正内容は大きく3つ。

先ず、現役並みに所得のある高齢者が介護保険サービスを利用した場合の自己負担割合の変更。
所得に応じて、2018年8月から現在の最高負担2割が3割に上がります。
40~64歳の現役世代の保険料は、17年8月から段階的に変更される。大企業の社員や公務員ら約1300万人は上がり、比較的所得の低い中小企業の社員ら約1700万人は下がる。

次に、高齢者や子ども、障害者向けの福祉サービスを一緒に受けられる「地域共生社会」の実現。

最後に、高齢者らが長期入院する介護療養病床の転換に向け、医療を充実させた新たな介護施設「介護医療院」を18年度から新設。6年間かけて転換を促すとのこと。

介護を受けている人も受けていない人も、一番生活に直結するのは、費用負担のところでしょう。
高齢者から更に金を取ってと、お怒りの方もいるでしょう。
でも、限られた財源の中、又、人口減に伴う税収減の見込める中で、介護保険を維持するには、仕方のないことなのではないでしょうか。
現役世代の介護保険料も、収入で差ができます。
一律の金額で保険料を徴収するより、収入に応じて保険料が変わる方が公平ですよね。

介護保険を維持するのに、一定の国民負担は仕方ない。
でも、他に無駄遣いしている税金も多くあるのでは!と怒りを覚えるのも事実。

社会保障分野だけでなく、国政全体を注視していくことが、介護業界に従事する者の使命だと思います。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)


Twitter プロフィール
日本がこれから迎える「超高齢化社会」。 国は、地域は、市民は、企業は何ができるか、どう繋がっていくか。考え、交流できたらと思います。
メッセージ

名前
メール
本文