YKBの介護改革 ~介護業界をより良くするために~

介護業界を少しでも良くしていきたいと考える、自費介護サービス「YKB株式会社」代表のブログです。

~ I live my own life ~
人生を自分らしく生きる

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介護職の離職防止策

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

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・介護職の離職防止策


介護職は人手不足と何年も言われています。
良い人材を確保するのも重要ですが、人材を失うことも防ぐ策が必要です。
国も積極的に検討し始めてきている中、各介護現場は何に注意していかなければならないのでしょうか。

①賃金について
平成29年度に臨時の介護報酬改定が行われることが決定したというニュースがありましたね。
定期昇給を要件にとのことですが、現行の処遇改善加算に1万円がプラスされます。
以前の記事「
介護人材確保対策①~賃金について~」でも書かせていただきましたが、介護という仕事はキャリアによって賃金に大きな差が無いことや、定期昇給が無い事業所もあったりで、人生設計ができない給与体系が多く、先が見えないという理由で介護業界から離れる方々も少なくありません。
介護職の処遇改善加算は現行4段階あり、来年度の新設で5段階となります。
各事業所にて要件がそろえば、一人当たり最高額の3万7千円相当の加算がもらえます。
ですので、各介護現場は必要要件をそろえ、もらえる加算はしっかりともらい、職員へ還元する努力が必要ですね。

②職場環境について
介護業界の離職理由は、別に低賃金が突出しているわけでなく、他産業と同じく「結婚・出産」や「会社理念が合わない」などが多く、その中に職場内の人間関係や雰囲気というものも含まれています。
介護という仕事は、常に顧客と接する仕事であり、その最中に肉体労働もあり、職員同士だけでなく、顧客とのコミュニケーションも上手く取れないことがあることから、精神的な負担も感じることが多いです。
各事業所で出来る努力として、現場長や施設長は、職員個々の様子を逐一観察し気にしてあげることです。
人間は承認されることで解消されることが多くあります。
上司に「見られている」「心配されている」と感じるだけで、解消されるストレスもあります。
このように人間関係が築けていけると、自然と相談できる環境ができてくるはずです。
ここまでくれば、「職場の雰囲気」で離職する人は減っていることでしょう。

③無駄な業務をが多い
介護施設を例に挙げますと、毎月9日の休日があります(2月は月数が少ないので8日)。
その他有給等(取得できるかは別として・・・)ありますので、介護業界を知らない人が見ても、しっかりと休みが取れていると感じるのではないでしょうか。
しかし、無駄な業務が多く、時間外勤務や休日出勤が多いのが現状です。
ここでいう無駄な業務というものは、あくまでも私見です。

先ず「会議」。
これが結構多い。
施設全体の会議、介護施設では数チームつくりケアの提供をしていますので、そのチーム会議、利用者個々のケアを検討するケアカンファ。その他、レクリェーションや業務改善の検討をする会議などなど、会議と呼ばれるものが多すぎる。
本当に無駄だなと思うのは、報告事項を伝えるだけの会議。そんなものは報告内容や共有事項を紙で配ればよい。報告事項だけで会議をするのは必要ない。上役の自己満足です。
中でも酷いのは、会議内でのディスカッション内容を当日まで伝えない会議。集まったその場で「今日は〇〇について検討します」と言われて、ぱっと浮かぶ意見は浅い無いようになってしまいます。事前に課題を伝え、その場に意見を持ってきてもらう。会議の基本だと思いますが、介護現場では基本中の基本が出来ていないのです。
会議の準備は大体が上役の仕事だと思います。
旨い会議ができないということは、上役のレベルがその程度ということ。尊敬できる上司には見えないと思います。意識の高い人は去っていくのは目に見えていますね。
そして各チームでの会議やケアカンファの内容は重複していることが多く感じます。個別ケアの検討は、日々の業務内で行っていることが多く、わざわざ集まってすることでもないような気がします。
このような無駄な会議をするくらいなら、もっと研修を行った方が良いですね。

次に「レクリェーション等の準備」
季節毎の大きな行事だけでなく、介護施設では日々利用者にレクリエーションを提供しています。
この準備を休日出勤したり、家に持ち帰ってしたという介護職員も多いのではないでしょうか。
通常業務内では間接業務はできないから、時間外で行うというのが日常的になっています。
私は工夫次第で、日常業務に組み込めると考えています。
それはシフトの組み方と各職員への情報共有です。
シフトは介護現場の作戦そのもの。
人材育成したい時は、重要なポジションを務めさせることや組ませる職員等をシフト内で検討できます。
このレクリェーション等の準備もそう。毎日の業務内で準備に充てる時間を30分でも作ることができれば、大分違います。
上手くシフトを作っている介護現場はありますが、その意図が上手く現場職員に伝わっていないことがあり、せっかくの良い作戦が機能していないこともあります。
シフト作成の能力次第で、時間外も休日出勤も格段に減らせます。
休みが少ないのではなく、無駄な時間外勤務が多いだけですので、改善の余地ありですね。

④最後に
職員のまとめかたや業務調整だけで、職場の雰囲気というものは大幅に改善されます。
それは、現場の上役のスキル次第。
「なんでうちの現場は辞めていく人が多いのだろう」と悩んでいる皆さん。
自分の仕事への姿勢や能力を、今一度見直してみてはいかがでしょうか。


(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)

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みなさま、こんばんは。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

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介護現場の接遇マナー

みなさま、こんばんは。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

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●介護現場の接遇マナー

介護という仕事はサービス業ですので、接遇マナーは最低限身につけておかなければならないと私は考えます。

これが中々改善されないのが現実で、正直理解できないところです。

弊社の業務は介護保険外サービスを提供していますので、個人のお宅だけでなく、施設にもお邪魔させていただくことが多くあります。
その中で、気になる接遇をちょっとお話させていただきます。

①お客様にタメ口
大昔の介護現場は、「入居者との信頼関係が築けている証拠」と訳の分からない論理で、タメ口が横行していました。
最近は少なくなってきていますが、未だに散見されます。
又、介護というものが社会に興味を持たれてから、テレビ等のメディアに取り上げられることも多くなってきました。そんな取り上げられる介護施設等は、「細心のケアをしている」「改革的な経営」等、業界の先をいっているからこそ取材を受けているはずです。
そんな施設の職員がお客様を「○○ちゃん」と呼んでいる姿がテレビで流れるから驚愕である。
と言いつつも、私自身だって気を抜くとタメ口を利いてしまいそうになる時があります。これは反省すべき点。
ある心理学者先生の受け売りですが、
・お世話をする立場の人間はお世話されている人間よりも上の存在と考えてしまう傾向にある
・お世話が必要な人に対し「可哀そうだ」というような感情が湧くと言葉が崩れやすい
のだそうだ。
もしかしたら、介護現場は言葉が崩れやすい環境にあるのかもしれません。

②エレベーター内での振る舞い
お客様と職員が一緒にエレベーターに乗るという状況は多々あると思います。
この前気になったのが、エレベーターを降りる時、職員さんが先にさっさと降りて、扉を手で押さえるのかと思いきや、振り向きもせず行ってしまったのを見かけました。
又、エレベーターにお客様が乗っているのに、扉を開けて外にいる職員と仕事の話をしているのを見た時には唖然としましたね。そんな事は降りて話せと言いたかったです。
こういった振る舞いは、そこにお客様がいないのと同じ認識を職員の皆さんが持っているから起こりうるのでしょう。職員本位の業務になっているということですね。
こういったことは、基本的な姿勢だと思うのですが・・・。

③お客様の前で職員同士が仕事とは関係ない話をしている
これはサービス業では考えられないですよね。
自分が行く飲食店やホテルで、そこのスタッフさん同士が自分の前でぺちゃくちゃ話をしていたら、どんな気分になるでしょう。
私だったら、そんな店には2度と行きたくありません。
こういったことが結構介護現場ではあるのです。
施設では安全確保の目的で、食堂等にお客様に集まっていただくことが多くあります。集まっていただく対象は、お一人で歩くと転ぶ可能性が高い方ですとか、認知症を患っている方等です。
お客様が集まってる中、職員同士が「昨日は○○に行ってきた」等、仕事とは全く関係ない話をしていることがあるのです。
そんな無駄な時間があるのなら、仕事しろと言いたくなる時があります。
介護施設での業務はチームプレーなので、職員同士のコミュニケーションは必要ですが、それとこれとは違います。職員同士でおしゃべりする時間があったら、少しの時間でも良いので、天気の良い時は外気浴に行ったり、歩行訓練をしたり、お話するだけでもいい。その方が間違いなくADLの向上に繋がるはずです。

④なぜ悪い接遇マナーが改善されないのか
色々と悪い事例をられるしてきましたが、接遇マナーをしっかりと身につけて介護業務に従事している方も多くいます。私も見本にしたいなあを思う人が沢山いるのです。
でも、介護現場には接遇マナーを身につけていない人も多くいるのが現実。
改善されない大きな理由は、上司がしっかりと教育と指導をしていないことだと思います。
昔と違って、最近の若い方々は、兄弟も少なく、ご近所付き合いもなく、学校でも厳しく指導されないことが多くなってきているので、社会生活に対するスキルが低い人がいます。
特に新卒で入社してきたような若い人たちは、接遇マナーを身につけていないのは当たり前だと思います。
企業は、組織の上司先輩は、そんな若い人たちに教育する義務があるのですが、そこがおざなりになっているように感じます。
そして、現場での業務をしっかりと自分の目でみて、指導すべきところはその都度指導していく上司や先輩が少ない。
接遇マナーを身につけていない職員も悪いですが、そこを教育指導できていない上司や企業はもっと悪いですね。

⑤最後に
このような話をしていると、「介護業界は給料が安いから、課題のある人が働いていても仕方がない」という趣旨のことを仰る人もいます。
私はそれは反対だと思います。
介護職員の質が低いので、社会の中で介護職の地位が上がらず、誰でもできる仕事と認識されているため、賃金が上がらないのです。
「介護」というものをしっかりと学問レベルに引き上げていくことと同時に、介護現場の質を上げていかないことには、賃金は追いついてきません。

介護業界の質向上はまだまだなのかな・・・。









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日本がこれから迎える「超高齢化社会」。 国は、地域は、市民は、企業は何ができるか、どう繋がっていくか。考え、交流できたらと思います。
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