みなさま、こんばんは。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


〜 声掛け ~ 介護職として必要なこと③


介護とは、介護サービス利用者だけでなく、そのご家族も含め、ケアしていく必要があると私は思います。
そして、ご家族とお話をさせていただく機会も多くあります。

私は仕事上、介護現場に出入りすることがありますが、その際、少々残念な話が聞こえてきました。

多分相談員さんなのだと思いますけど、その方が利用者のご家族と思われる方に、
「○○さん、最近私たちの指示が入らなくて・・・」
とお話をしていました。

皆さん、どう感じますか?

私は、違和感しかありません。
というか、聞こえてきたときは、ぞっとしました。

その相談員さんは、多分、悪気はないでしょう。
それだけ、職業にどっぷりなのかもしれません。

でも、受けての気持ちを少しでも汲み取る姿勢は必要だと思います。

あくまでも、介護施設は生活の場であり、そこでの主は入居者なのです。
我々は、その入居者の自立支援をするわけです。
その入居者に対して、「指示」という言葉というか感覚というか、やはり違和感しかないですね。

でも、これが介護現場の現実なのかもしれません。
医療色が強いのかもしれません。

最近は聞かなくなったなと思っていましたが、まだあるのですね。

聞いたご家族も確実に違和感はあったと思いますよ。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)