みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


●小規模デイサービスに総量規制か

9月23日の介護保険部会で、小規模デイサービスに総量規制をかけることを厚生労働省が提案しました。
法改正が必要なので、2018年度以降の適用となる見込みとのこと。

確かに、デイサービスの数は増えています。
近所にもどんどん出来ていて、肌で感じています。

では実際の数字はどうなのでしょうか。

デイサービスの推移










※引用元:「介護のニュースサイトJOINT」官庁通信社

小規模の数が大幅に増えていることが分かります。
でも、これは必然的な伸びです。以前の介護報酬改定で、目が行き届き手厚い介護が提供できるとの理由で、小規模デイサービスは報酬単価が高めに設定されていました。
運営しやすく、また、初期投資も少なく済むことから、多くの事業者が参入した結果です。
で、今度は、増えすぎたから総量規制というわけです。

同部会では、小規模多機能型居宅介護の普及に合わせての総量規制との話で、過剰な規制にならないようにとの意見も出ているようですが・・・。
その上、報酬単価も下げるのですよね?

この締め付けは、小規模デイ運営事業者には厳しすぎるのでは。

実際に小規模ならではのきめの細かいケアをしている事業所も多い中、同サービスの未来はあるのだろうか・・・。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)