みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


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・介護施設の全面禁煙について

厚生労働省の受動喫煙防止対策強化検討チームワーキンググループにおいて、介護施設も入居者の屋内は入居者の個室以外は禁煙とし、喫煙室の設置も認めないとされました。

平成29年3月1日受動喫煙防止対策強化検討チームワーキンググループ(資料)

介護施設で個室内で喫煙を認めているところはないでしょう(私が不勉強なだけであるのかな?)。
大方、施設内に喫煙室を設置して、職員見守りの下、喫煙していただいていることが多いのではないでしょうか。

ということは、今後は屋内全面禁煙になりそうですね。

確かに副流煙等、受動喫煙防止はとても重要です。
他の方への健康被害がありますから。

でも・・・

喫煙室の設置は認めてほしいなあと個人的には思います。

実際禁煙と言われ、守らない人が出てきた場合を想像すると、火災のリスクが大幅に上がるのではと。

これからの施設管理者は、更に神経使わないといけなくなりますね。

少し話は変わりますが、医療施設は敷地内全面禁煙となるのですよね。
ホスピスも例外ではなく、日本ホスピス緩和ケア協会が、「残り時間の少ない人を追い詰めるのはいかがなものか」と全面禁煙の対象から除外するよう求めているようですが、難しいでしょうね。
喫煙者のみ入院できるホスピスとか、入院者を差別化していくことも検討されないのかな。
喫煙者には、緩和ケアの理念も適用されないのか・・・。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)