みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

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・ベネッセの介護職処遇改善から業界はどうなっていくか

3月22日に株式会社ベネッセホールディングスよりニュースリリースがありました。
介護人材確保策として、大幅な処遇改善を行うという内容です。

株式会社ベネッセホールディングスのニースリリースはこちらから

全体で13億の投資。
賞与の月数を増やすことと、勤務地手当の増額をするとのこと。
最大で月35,500円の増額というから驚きです。
人材確保困難な地域に特化した内容のようですが、思い切ったことをされましたね。

先行投資によって人材確保をする。
なかなかできないことです。

就業先を探す際に処遇は大きな選択肢の一つですので、良い結果がでるのではないでしょうか。

このベネッセの処遇改善。
介護業界の競合他社にも大きな影響が出ることでしょう。
ただでさえ人材確保が困難な状況で、近隣にベネッセの介護施設があった場合、他の事業所は更に難しくなることでしょう。
人材確保が出来なくなった先には、利用者数の制限から売り上げ減、更には閉鎖に繋がることも。
この人件費の価格競争に、中小零細はどう戦っていくかですね。

ベネッセもこの先行投資を失敗しないために、利用者確保も成功させなくてはいけません。
そして、人材確保の先の育成も失敗の無いようにしなくてはいけません。

とにかく、この処遇改善から業界図が少しづつ変化していくことは間違いありません。
事業存続の憂き目にあわないよう、他事業所も頑張り時ですね。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)