YKBの介護改革 ~介護業界をより良くするために~

介護業界を少しでも良くしていきたいと考える、自費介護サービス「YKB株式会社」代表のブログです。

地域包括ケア

~ I live my own life ~
人生を自分らしく生きる

私たちは、高齢者や、障がい・ご病気をお持ちの
介護の必要な方に充実した生活を、
そして、そのご家族の皆様にも、
充実した生活を送っていただくために、
お手伝いをさせていただきます。

地域包括ケアシステム実現のためには②

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


地域包括ケアシステム。
ざっくりで申し訳ありませんが、地域住民の繋がりがキーであると思います。

しかし、社交的な人ばかりではありませんよね・・・。

みんなでワイワイ楽しく過ごしてきた方であれば、なんの違和感もないでしょうが、一人で過ごすことが多かった方が、急に性格が変わるわけでなく、地域・地域住民との関わりをすること自体が、ストレスになり得るのではないかと心配しています。

こういった方々を拾い上げるのは、本当に難しいですね。

でも、地域の情報というものは、どこかの誰かは知っているものです。

警察・役所・町内会・地域包括・そしてご近所づきあいの中でのマクロな情報。

その他、例えば美容院や商店、スーパーでもよいですが、
「今まで来てくれていた高齢のお客様が最近来なくなった」
「なんか着ている物の様子が変わってきた」
等、会話がなくても分かること気づくことがありますよね。

社交的ではない高齢者も生活するうえで、様々な方々と接します。

この情報が一元化できれば、埋もれてしまう方々を拾い上げることができると思うのですが。

業種や就業の有無は別として、皆が助け合いの意識を高め、発信する機会を増やすことが、地域包括ケアシステムの実現に繋がります。

夢のような話ですかね。




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地域包括ケアシステム実現のためには

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


今年度の介護報酬改定に向け、以前より「地域包括ケア推進」という言葉をよく新聞記事等で見るようになりました。
昨年度末あたりからは、ワイドショーなどでも取り上げられていることがありましたね。
視聴者や購読者のニーズというより、政府の必死さが伝わってきました。

しかし現実問題、介護保険の制度内容は、在宅介護への転換を推し進めており、利用者としては、選択するしないは別として、地域で生活していくことを余儀なくされていくでしょう。

そういった中で、「地域包括ケア」というものを確立していくにはどうすればよいか。



先ずは、国の方針。

厚生労働省は、「地域包括ケアの5つの視点による取組」を打ち出しています。

①医療との連携強化
・24時間対応の在宅医療、訪問看護やリハビリテーションの充実強化。

②介護サービスの充実強化
・特養などの介護拠点の緊急整備(平成21年度補正予算:3年間で16万人分確保)
・24時間対応の在宅サービスの強化

③予防の推進
・できる限り要介護状態とならないための予防の取組や自立支援型の介護の推進

④見守り、配食、買い物など、多様な生活支援サービスの確保や権利擁護など
・一人暮らし、高齢夫婦のみ世帯の増加、認知症の増加を踏まえ、様々な生活支援(見守り、配食などの生活支援や財産管理などの権利擁護サービス)サービスを推進。

⑤高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリーの高齢者住まいの整備(国交省)
・高齢者専用賃貸住宅と生活支援拠点の一体的整備、・持ち家のバリアフリー化の推進。

こういったもろもろの取り組みをコーディネートするのが「地域包括支援センター」であり、地域ケア会議を通じて、地域連携を深めていくという構図です。
また、国はコーディネーターの育成にも力を入れていくようです。



次に、利用者側・地域住民の理解。

制度設計ができてもいても、地域包括支援センターをはじめ、各法人や事業者がしっかりと理解し、サービスを提供していかなくてはならないことはもちろん、利用者側、そして地域住民も理解も必要となってきます。

私も介護の仕事をしている中で、利用者のみなさまも、いざ介護が必要になってみないと、介護保険について調べないし、知る努力をしない方が大半のようです。
まあ、当たり前のことなのかもしれません。自分に必要のないことなのですから。
私も、介護の仕事をしていなければ、自分が元気なうちは調べることもしなかったと思います。

しかし、これからの介護保険制度を成り立たせていくには、自分に必要なくとも、知ってもらう、参画してもらうことが必須になってきます。

弊社の商圏内である、横浜市青葉区で面白い取り組みをされているNPO法人があります。
下記リンクからHPに入れますので、参照ください。

NPO法人ハーモニー虹のHPはこちら

こちらの法人は、地域住民や医療職介護職向けに開催している研修を通して、年齢、性別、障害などにとらわれない誰もが安心して暮らせる地域づくりをめざしているとのこと。

共助の地域づくりですね。

このような法人がもっと増え、参加し理解される方が増えることが、地域包括ケアシステム実現の第一歩なのかもしれません。


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地域包括ケアシステム

みなさま、こんばんは。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


今回は、地域包括ケアシステムについて。

と言っても、地域包括ケアシステムについて、私の考えを述べるというわけではなく、初めて知ったことが
ありましたので、その体験を書かせていただきます。

横浜市にお住いの方であれば、横浜市旭区にある「横浜市若葉台団地」をご存知かもしれません。
私本日、仕事で初めて行ってきました。

ここ、神奈川県住宅供給公社が横浜市旭区若葉台に開発した計画人口25,000人のモデル団地。
現在の居住者数は約1万7000人。

この敷地、徒歩で端から端まで45分くらいでしょうか。

その中に、住居・銀行・郵便局・ショッピングセンター、近隣に温泉。
医療機関は総合病院含め5か所。
そして、地区センター、地域ケアプラザ。
介護関係では、地域ケアプラザでデイサービスを実施しており、団地敷地内には、高齢者専用住宅や
特養、老健、グループホーム。
幼稚園、保育園、小学校、中学校も。

余暇活動の場もあり、敷地内にあるコミュニティセンターのようなところでは、日々様々な教室が開催
されています。

駅からは遠いですが、JR横浜線、東急田園都市線、相鉄線等の各駅に、ひっきりなしにバスが出て
います。
車でも、近くに東名高速道路の横浜町田インターがあるので、むしろ利便性は高いでしょう。

詳細は、下記Wikipediaをご確認ください。

横浜若葉台団地 Wikipedia


そこの住人の生活が、敷地内で全て完結されていました。
敷地内の移動も、ボランティア団体が、乗り合いバスのようなことを実施しており、相互扶助の関係が
出来ている。

これぞ、地域包括ケアシステム。
厚労省の資料や各種研修で、地域包括ケアシステムのイメージ図のようなものを見たことがある方、
いらっしゃいますよね?

正にそのイメージ図のとおり。

下世話な話で申し訳ありませんが、人の集まるところには様々なビジネスができます。
しかし、あそこには、入る余地はなさそうです・・・。
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日本がこれから迎える「超高齢化社会」。 国は、地域は、市民は、企業は何ができるか、どう繋がっていくか。考え、交流できたらと思います。
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