YKBの介護改革 ~介護業界をより良くするために~

介護業界を少しでも良くしていきたいと考える、自費介護サービス「YKB株式会社」代表のブログです。

介護

~ I live my own life ~
人生を自分らしく生きる

私たちは、高齢者や、障がい・ご病気をお持ちの
介護の必要な方に充実した生活を、
そして、そのご家族の皆様にも、
充実した生活を送っていただくために、
お手伝いをさせていただきます。

2025年には介護職30万人不足・・・

みなさま、こんばんは。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


厚労省の推計によると、2025年の介護職の必要数は約250万人必要であるが、現状の処遇改善策等では、220万人までの伸びにとどまり、約30万人不足するとのこと。

【YAHOOニュースの記事はこちらから】


2~3年前から、介護職を2025年までに100万人増やさなくてはいけないという数字は出されていましたが、現場での実感からすると、介護職を目指す人は減ってきているかなあと感じています。

介護職を増やし、継続して就業してもらうには、
①利益を大きく上げている事業所はしっかりと賃金アップをする
②職場環境をよくする
当たり前のことですが、この2点を各事業所が努力するしかないと思っています。

国政での取り組みをいくら推し進めても、各事業所の姿勢次第で、良い取り組みも浸透しませんからね。

また、メディアも、「介護現場の実態」や「老老介護の・・・」等の特集が多く、これがネガティブキャンペーンの一角をになっていると考えます。
確かに実態を知ってもらうのも必要と思いますが、厳しい現状を知ることにより、「よし自分が介護職になって、業界を良くするぞ!」と思い進む人は少ないのではないかな。

実態を知ってもらうこととは別に、もっと、輝いている介護職員や現場にスポットをあて(一部雑誌では取り組んでくれていますが)、特集してもらいたいものです。


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認知症をお持ちの高齢者への接し方

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


認知症をお持ちの高齢者への接し方で重要なのは、その方の世界に同居するということかと思います。

症状が進んでしまっている方は、現在の時代ではなく、頭の中で別の時間が流れています。
その方にとって一番良かった時期なのか、女学生の頃や、若い時に戻っていることが多いです。

そんな方々が、徘徊してしまう時や、感情を大きく出してしまう時には、必ず理由があります。
その理由を解消できればいいのですが・・・とても難しいです。
その方の世界に入りこみ、役を演じきることで、多少なりとも、その方の心の安定には繋がります。

現場の忙しい中で「演じきる」のはとても難しいことですが、介護職としてとても重要なスキルの一つと思います。
また、一人の職員が実施するだけでは足りませんので、「チームケア」が必要になってきます。
職員一丸となって対応した結果、その方の周辺行動が緩和された時は、なんとも言えない達成感があります。

昨今、認知症も原因や対策が少しずつ解明され、「治る」時がいつか来るのではないかという期待も膨らんでいます。

人間は生まれて子どもの時期を過ごし、青年期・壮年期・高齢期を経て、また子どもに戻る。

認知症をお持ちの高齢者が時たま発する「切ない」「ここで死ぬのか」「何もわからないんだよ」という言葉、本当になんともやりきれない気持ちになります。

現在政府が進めている「オレンジプラン」。
メディアでも認知症についての特集が組まれることが多くなっています。

認知症高齢者が住みやすい地域づくり。
正しい理解者が増え、皆が手を取り合って取り組んでいかなければならない、大きな問題です。


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介護のイメージを悪くしてるのは・・・

みなさま、こんばんは。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


介護の仕事をしていると、周りの方からよく「介護の仕事大変でしょ」と言われることが多い。
また、同業者の方々からも「介護の仕事いつまでされるんですか」と聞かれることも多い。
介護職同士の話を聞いていても、「私も後〇年かな・・・」や「とりあえず辞めようかな」なども。

メディアでも、「介護職の平均賃金は他産業より低い」「低賃金で人不足」などなど。

確かに事実であり、介護の仕事は体も心もキツイものです。

しかし、わざわざ言う必要ないんじゃないですか?

こんなことを言う人たちや報道媒体が、介護業界のネガティブキャンペーンをしている。
介護に良いイメージを持つ人が増えるはずもない。

介護現場では、働く者自身がネガティブキャンペーンを絶賛提供中。
志高く入ってくる新人さん達のモチベーションが保たれなくなる。

嫌なら辞めればいいのに・・・。

愚痴を言う人は他者のせいにするというのは良く言われること。
このような愚痴を言っている職員は、必ずと言っていいほど、「事業所」「行政」「国」のせいにしている。
そのくせ介護保険法の条文すら知らない、自分の働いているサービスの報酬体系を知らない人が多いのです。

本当に介護の仕事が嫌なのであれば辞めればいいし、好きであれば、目の前のお客様のことだけでなく、制度・国政、事業所の経営状況等、知る努力、考える努力も必要。

この業界が良くなるのは、いつになることか。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)


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~声かけ~ 介護職として重要なこと

みなさま、おはようございます、

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


以前にも、介護職の言葉かけについては書かせていただいたことがあります。

介護サービスを利用しているお客様に、失礼な言葉遣いをすることはもってのほかですよね?
だってお客様ですから。
自分がどうやって収入を得ているか考えれば、当たり前のことです。

しかし、介護事業者は、介護報酬という形で国から費用をもらいます。
ここで、お客様から費用を頂いているという感覚が薄れる方もいるのでしょう。

お客様という以前に、人生の大先輩ですから、敬意を持って接するのは当然と思いますが、介護現場では、その「当然」のことが出来ていないことが多いのです。

特に認知症をお持ちの高齢者は、その方の世界があります。
認知症高齢者が間違った発言等をした際、いくら介護者や介護従事者が否定しても、それは通じません。
よりその方を不安にさせ、攻撃的にさせてしまったり、心の壁を更に作ってしまうことに繋がります。

とにかく、否定は駄目です。

声かけがいかに重要かということは、介護従事者は資格取得の際に必ず学ぶのですが、現場の忙しさから忘れる、また、介護従事者自身のストレスからぞんざいな言葉遣いになってしまいます。

私が以前、有料老人ホームの施設長をしていた際、施設に置いていた本です。

介護の言葉かけタブー集


イラスト付で、とても読みやすく、また、理解しやすい内容となっています。

「最近仕事の忙しさに、お客様への愛情が薄れていたかも・・・」
と思われる介護従事者の方、現場職員に今一度声かけの重要性を伝えたい施設管理者の方、是非、一読をお勧めします。

 
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感染症対策

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


寒い時期になると、介護職が一番気を遣うのが「感染症」。
ニュースでインフルエンザの感染者が増えていると話題になっていますね。

介護現場で注意すべき感染症に「ノロウィルス」による急性胃腸炎があります。
多分どこの介護現場でも、感染防止の研修等実施していることと思います。

私は今まで感染したことはありませんが、食事も受け付けず、上からも下からも(汚い話ですみません・・・)大変なことになります。

日々いくら気をつけても、100%防げるものではありませんが、出来る限り感染はしたくありませんよね。

先日、東急ハンズに行ったら、
「ノロウィルス99%除菌」というポップが貼られた商品がありました。

商品情報↓
ウイルス除去率99%チャーミスト

携帯型で持ち運びもでき、使い勝手がよさそうだなあと感じました。
いろいろな商品がありますね。

介護職はもちろん、小さなお子さんをお持ちのご家族や、両親の介護をされている方には必須アイテムかも。


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日本がこれから迎える「超高齢化社会」。 国は、地域は、市民は、企業は何ができるか、どう繋がっていくか。考え、交流できたらと思います。
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