YKBの介護改革 ~介護業界をより良くするために~

介護業界を少しでも良くしていきたいと考える、自費介護サービス「YKB株式会社」代表のブログです。

人材不足

~ I live my own life ~
人生を自分らしく生きる

私たちは、高齢者や、障がい・ご病気をお持ちの
介護の必要な方に充実した生活を、
そして、そのご家族の皆様にも、
充実した生活を送っていただくために、
お手伝いをさせていただきます。

介護職の要は「人間力」

みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。

前回の記事に続き、介護職に必要なものについて書かせていただきます。

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介護職の要は「人間力」

前回の記事「介護職に必要なスキル」に記載させていただきましたが、介護現場では、仕事の早さが評価に繋がりやすい傾向にあります。
それが間違っているとは言いません。
でもその前に、高齢者を思いやる気持ちや優しさがあっての知識技術でしょう。

そこで、介護職の要はなんなのか。
私は「人間力」と思います。
人間力とは、
・論理的思考力や創造力
・コミュニケーション能力
・上記二つを発揮するための意欲、忍耐力
などを総合的にバランス良く持つことって感じでしょうか。

①介護現場での論理的思考力や創造力
医療・介護の知識を習熟し、実際の現場での試行錯誤から、様々な結果を出していく。
これ、介護現場では毎日行っていることですね。
高齢者個々のADLを把握し、ご本人とご家族の要望を把握し、日々の介護に活かしていく。
ここで重要なのは、固定観念に囚われず、創造力を持ってケアプランを構築していくことだと思います。

②コミュニケーション能力
対お客様は勿論、対同僚も重要。
規範意識をもって、他者を尊重し自分も高める。
こと他者を批判しがちな介護現場。介護への想いがあるぶん、でてしまうこともあるかもしれません。
ここで重要なのは、他者を尊重するという気持ち。

③意欲・忍耐力
介護現場は閉鎖的な空間で、肉体的精神的疲労も強く、ストレスも多く感じることがあるでしょう。
仕事が終われば、家事におわれ、自分の時間を取れない人もいるのではないでしょうか。
でも、意欲をなくしてはいけません。
知的好奇心を忘れず、多くの知識技術を身につけると、絶対仕事に活かしていきたいという思いが強くなります。
そうなってくると、間違いなく仕事が楽しくなります。
ここで重要なのは、前向きな生活サイクルに変えること。

と、つらつらと書いてみましたが、これ、介護現場に必要というか、社会人として必要なものであります。
しかし、多くの介護現場を見てきましたが、こういったことを教えている介護現場は本当に少ない。
「介護」は教えられるが、「社会人としてのスキル」を教えることができる人が少ないのかもしれません。

高い志を持って入社した新卒社員が、2~3年で心折れるのは、これが大きな要因かもしれません。

先人は後進を育てるのが仕事。

これを忘れず、日々の仕事に向き合ってもらえたらと。



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2025年には介護職30万人不足・・・

みなさま、こんばんは。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


厚労省の推計によると、2025年の介護職の必要数は約250万人必要であるが、現状の処遇改善策等では、220万人までの伸びにとどまり、約30万人不足するとのこと。

【YAHOOニュースの記事はこちらから】


2~3年前から、介護職を2025年までに100万人増やさなくてはいけないという数字は出されていましたが、現場での実感からすると、介護職を目指す人は減ってきているかなあと感じています。

介護職を増やし、継続して就業してもらうには、
①利益を大きく上げている事業所はしっかりと賃金アップをする
②職場環境をよくする
当たり前のことですが、この2点を各事業所が努力するしかないと思っています。

国政での取り組みをいくら推し進めても、各事業所の姿勢次第で、良い取り組みも浸透しませんからね。

また、メディアも、「介護現場の実態」や「老老介護の・・・」等の特集が多く、これがネガティブキャンペーンの一角をになっていると考えます。
確かに実態を知ってもらうのも必要と思いますが、厳しい現状を知ることにより、「よし自分が介護職になって、業界を良くするぞ!」と思い進む人は少ないのではないかな。

実態を知ってもらうこととは別に、もっと、輝いている介護職員や現場にスポットをあて(一部雑誌では取り組んでくれていますが)、特集してもらいたいものです。


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