みなさま、おはようございます。

自費介護サービスYKB代表の吉田です。


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・平成30年介護報酬改定【介護ロボットで夜勤緩和】

介護ロボットの活用を報酬で評価する方向です。

センサーによる見守り機器を導入した場合、特養・短期入所の夜勤職員の配置要件を緩和し、基準の0.9人以上でも加算が算定できるようにします。
この見守り機器ですが、入所定員の15%以上。
導入コストに見合うのか、少々疑問です。

ロボットの導入はこれから進んでいくことですので、今回のような要件緩和を繰り返して、よりよい制度を作っていくのでしょう。

しかし、私が介護付き有料老人ホームの管理者をしていた頃は、入居者の行動把握のためにセンサーを導入することは行動抑止に当たり、虐待ではないが「グレー」な対応とされていたと思います。
今回の見守りロボットと今までのセンサーは、特に違いは無いですよね。
時代が変われば、理解の仕方や判断基準も変わっていくのですね。

そして忘れてはいけないのが、見守り機器を入れたからって、職員が少なくて済むかといれば、そんなことは無い。
むしろ、増える仕事もある。

労働人口が減っていく中で、ロボットの活用は必須と思いますが、どこにどんなロボットを活躍させるか、十分な検討が必要と思います。

しっかりと現場の声を拾い上げてほしいものです。

(文中の意見や言葉は、筆者の個人的見解です)